労働保険の年度更新時期になりました

労働保険の年度更新時期になりました。ご準備はお済みでしょうか。

労働保険とは

労働保険とは「労災保険」と「雇用保険」の総称です。
労働者を一人でも雇用していれば、労働保険の適用事業となります。

労働保険の年度更新

労働保険の保険料は毎年4月1日から翌年3月31日までの1年間を単位として計算されます。
労働保険では、保険年度毎に概算で保険料を納付し、保険年度末に賃金総額が確定した後に精算するという方法で行われます。
この前年度の保険料を確定し、新年度の概算保険料を納付・申告するための手続が「年度更新」の手続です。
この年度更新の手続は、毎年6月1日から7月10日までの間に行います。

労働保険料の計算

労働保険の保険料額は、原則として、<対象労働者の賃金総額×労働保険料率>によって算出します。
保険年度に支払われた賃金では無く、支払が確定した賃金をもとにしますので、月末締め翌月○日払いのような場合は、4月支払給与までが対象となります。

令和4年度は4月から9月までと10月から3月までで雇用保険料率が異なります。
そのため、1年分では無く、前半と後半に分けて保険料を算出する必要が有りますので、ご注意ください。

労働保険料の申告・納付

原則、7月10日が納付期限です。
口座振替の場合は納付期限が異なり、分納が可能な場合もありますが、事前申請が必要です。
電子申請も可能です。電子申請の場合、インターネットバンキング等を利用した電子納付が可能になります。

<労働保険年度更新に係るお知らせ|厚生労働省 (mhlw.go.jp)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/hoken/roudouhoken21/index.html